ファッション

「ダンヒル」銀座本店が増床リニューアル 併設のバーとバーバーも刷新

 リシュモン ジャパン傘下のダンヒル ジャパンは、銀座二丁目に構える「ダンヒル(DUNHILL)」銀座本店を増床リニューアルした。既存の1、2階に加えて、ストックルームだった3階も売り場に改装してコレクションラインを拡充。売り場面積は425平方メートルになり、2階には強化するシューズエリアを新たに設けた。拡張した3階にはテーラリングエリアを作り、ビスポークルームや大理石を用いたテーブル、ソファなどを配置してリラックスした空間に仕上げている。

 また2階と3階に併設するラウンジバーはトランジット ジェネラル オフィス(TRANSIT GENERAL OFFICE)のプロデュースで、銀座 六雁の秋山能久・総料理長がフードを監修する。2階のバーバーは東京・神田のザ・バルバ・トウキョウと新たに契約し、異業種と協業してブランドの世界観を発信していく。

 2017年5月にクリエイティブ・ディレクターに就任したマーク・ウェストン(Mark Weston)がリニューアルに合わせて来日。「コレクションをコンテンポラリーに見せられる空間で非常にイメージがいい。ぞれぞれの商品を魅力的に見せる演出ができているし、今の時代にも合っている。大理石やメタルなど素材感を生かした内装も気に入っている」と話した。

 アンドリュー・マアグ(Andrew Maag)=ダンヒル最高経営責任者(CEO)は「日本は好調なわれわれを支えている重要なマーケットだ。その中心である銀座店で『ダンヒル』の進化を発信したかったので大幅改装を行った。既存の顧客に加えて、拡充したコレクションラインで若い層にもアピールしていきたい」と期待を寄せた。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

疾走するアシックス 5年間で売上高1.8倍の理由

「WWDJAPAN」11月4日号は、アシックスを特集します。2024年度の売上高はコロナ前の19年度と比べて約1.8倍の見通し。時価総額も2兆円を突破して、まさに疾走という言葉がぴったりの好業績です。売上高の8割以上を海外で稼ぐグローバル企業の同社は、主力であるランニングシューズに加えて、近年はファッションスニーカーの「オニツカタイガー」、“ゲルカヤノ14”が爆発的ヒットを記録したスポーツスタイル…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。