スタートトゥデイ傘下でブランドの自社EC構築支援(BtoB事業)を行うアラタナがマークスタイラーとの戦略的パートナーシップを締結した。マークスタイラーの自社ECサイト「ランウェイチャンネル(RUNWAY channel)」において、売上増・オムニチャネル化を目標に、「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」が持つマーケティングデータや物流機能を活用した物流業務の支援に注力する。
アラタナは濵渦(はまうず)伸次・社長が2007年に創業。ECサイト構築支援をメーン事業とし、15年にスタートトゥデイ傘下に入った。現在は ユナイテッドアローズやササビーリーグなどの企業に対して、EC構築から「ゾゾタウン」と連携した在庫管理、決済サービスの提供など、ブランドの自社ECにまつわる業務を提供している。
18年3月期時点でスタートトゥデイのBtoB事業の流通高は75億円だが、中期経営計画の大きな柱としてBtoB事業の強化を提示。ECモール依存を脱却し、次なるステップを目指すとしている。BtoB事業単体で1年後に商品取扱高100億円、3年で3倍の300億円を目指す。