ファッション

「フレッド シーガル」神戸店閉店 オープンからわずか1年半

 フレッド シーガル ジャパン(FRED SEGAL JAPAN)が、「フレッド シーガル」の国内3号店としてオープンした神戸店を23日にクローズすることが明らかになった。業績悪化によるものとみられる。同店は2017年、関西初の旗艦店として大丸神戸店の旧居留地に出店した。1、2階の2層構造で店舗面積は1174平方メートルだった。これで、同社が運営する「フレッド シーガル」は、代官山店のみとなる。

 日本での「フレッド シーガル」事業はもともと、マークスタイラーが12年11月、日本での商標およびマスターライセンス権、独占輸入販売権を取得。13年9月に1号店の代官山店をオープンした。その後、マークスタイラーは事業子会社の全株式やライセンス使用権を15年2月に諸戸(もろと)インベストメント(三重県、以下、諸戸)と関連会社のセレンディップ・コンサルティング(名古屋市)に譲渡。さらに17年8月にはヰノセントがフレッドシーガル本国とライセンス契約を締結。間もなくヰノセントの共同経営者兼クリエイティブ・ディレクターだった藤田浩行氏がヰノセントの経営から離れてフレッド シーガル ジャパンを設立し、社長に就任。諸戸から代官山店と神戸店の2店舗と事業を譲り受けた。2号店のマリン&ウォーク横浜店は諸戸によって閉鎖された。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

疾走するアシックス 5年間で売上高1.8倍の理由

「WWDJAPAN」11月4日号は、アシックスを特集します。2024年度の売上高はコロナ前の19年度と比べて約1.8倍の見通し。時価総額も2兆円を突破して、まさに疾走という言葉がぴったりの好業績です。売上高の8割以上を海外で稼ぐグローバル企業の同社は、主力であるランニングシューズに加えて、近年はファッションスニーカーの「オニツカタイガー」、“ゲルカヤノ14”が爆発的ヒットを記録したスポーツスタイル…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。