ファッション

東レが独自スマートアパレルのアプリ刷新 高齢者の見守りも

 東レは、自社で開発したスマートアパレル「ヒトエ(hitoe)」を活用した新しいアプリ「ヒトエ みまもりアプリ」のサービス提供を2019年1月から始める。

 「ヒトエ」は東レがNTTと共同開発した導電性繊維を使ったウエア型の生体センサーで、心拍などのバイオリズムを高い精度で測定できる特徴がある。2016年にはクラウドサービスと組み合わせ、建築現場の作業員を対象にした「ヒトエ 作業者みまもりサービス」を提供してきたが、実証実験などを通じ、多彩なニーズがあったことから、今回は使いやすさや体調管理に重点を置いた「ヒトエ みまもりアプリ」を新たにリリースする。

 同アプリの特徴は平均心拍数や瞬時心拍数、消費エネルギー、リラックス度などを測定・推定し、可視化できること。みやすさや使いやすさを重視しており、SOSボタンなども表示させることで、高齢者にも使えるように配慮されている。

 企業や団体などの法人向けのサービスとしてスタートし、初年度は3000人、2年目に1万人のユーザー獲得を目指す。ウエアとウエアに取り付けるトランスミッターはそれぞれ1万円で提供し、サービス利用料は未定だが、「限りなく無料に近い形で提供したい」(東レ)という。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

“カワイイ”エボリューション! 2026年春夏ウィメンズリアルトレンド特集

「クワイエット・ラグジュアリー」の静寂を破り、2026年春夏のウィメンズ市場に“カワイイ”が帰ってきました。しかし、大人がいま手に取るべきは、かつての「甘さ」をそのまま繰り返すことではありません。求めているのは、甘さに知性と物語を宿した、進化した“カワイイ”です。「WWDJAPAN」12月15日号は、「“カワイイ”エボリューション!」と題し、来る2026年春夏シーズンのウィメンズリアルトレンドを徹…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。