紙面紹介

2019年春夏パリは“脱ストリート”へ 「バレンシアガ」の“脱ストリート”宣言の真相は?

 10月22日号の「WWDジャパン」は、2019年春夏パリトレンド特集です。一大トレンドだったストリートムードが落ち着きを見せ、パリでは“ネオ・テーラード”と“モード・アスレチック”という新たなキーワードが浮上しました。「バレンシアガ(BALENCIAGA)」のデムナ・ヴァザリア(Demna Gvasalia)=アーティスティック・ディレクターの“脱ストリート宣言”の真相を本人のインタビューからひも解きます。

 また、今季はエキゾチックな雰囲気が漂うコレクションや職人の繊細な手仕事が光るディテールが多かったのも特徴です。有力バイヤー陣の評価が高かったブランドはどこなのか、具体的なコメントを交えて紹介します。

 ニュース面では10月にジル・サンダー(Jil Sander)の新CEOに就任したアクセル・ケラー(Axel Keller)と前CEOで親会社のオンワードラグジュアリーグループのバイス・プレジデントに就任したアレッサンドラ・ベッターリ(Alessandra Bettari)の2人のインタビューを掲載。好調な「ジル・サンダー」を今後さらに飛躍させる戦略を聞きました。

 海外ニュースでは、創業125周年の米百貨店シアーズ(SEARS)とディスカウントストア、Kマート(K MART)の親会社、シアーズ ホールディングス(SEARS HOLDINGS)の破産の原因を探ります。シアーズHDが犯した“過ち”とは何だったのかを詳しく探ります。

 さらに、LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)が10月12~14日に開催した一般公開イベント「レ ジュルネ パルティキュリエール(LES JOURNEES PARTICULIERES)」の詳細をレポートします。14カ国77施設で開催され、来場者数が18万人に上った超人気イベントでは「ディオール(DIOR)」「ルイ・ヴィトン」などのワークショップの様子を写真付きで紹介します。

CONTENTS

IN FOCUS

  • 「バレンシアガ」脱ストリート宣言 デムナ・ヴァザリアが“電脳”空間で見せた新グラマー

EDITOR’S VIEW

  • “肥後もっこす”のセレクトが教えてくれたこと

NEWS

  • 「ジル・サンダー」新CEOの戦略
  • 「マメ」に次ぐ、第2回「ファッション プライズ オブ トウキョウ」受賞 「オーラリー」が東京都支援でパリコレへ
  • 米国の軍事研究機関から誕生、豊島や三井不動産も出資 次世代ウエアの本命は“筋肉スーツ”!?

SERIES

  • 「ミステリーショッパーが行く!」:小田急百貨店新宿店
  • 「バイヤーはつらいよ」:スーパー エー マーケット
  • ファッション業界人物列伝:スタイリスト 原由美子 第10話

FASHION PATROL

  • ここまでこだわります! パリコレおもしろインビテーション選手権

WEEKLY SCHEDULE

  • 10月22日~10月28日

COVER ON COVER

  • 「アイヴァン」、進化する“着る眼鏡”

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2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

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