カイタックインターナショナルが販売する「ヤヌーク(YANUK)」は、東京・原宿のビンテージショップ「ベルベルジン(BerBerJin)」の藤原裕(ゆたか)ディレクターをデニム企画アドバイザーとして起用後初のアイテムを12月7日12時〜19日11時59分の間、公式オンラインストアで先行販売する。
メンズは藤原ディレクターが最も好きな時代だという1946年にフォーカス。当時の特徴を生かしながら、ストレッチが利いた古着では見つけにくい細いシルエットに仕上げた。46年から2018年までの72年間の経年変化や酸化を再現した“デッドストック(Dead Stock)”(3万円)、洗わずにはき込んだ際にくっきりと現れる腿の付け根あたりの“ヒゲ”や、膝裏の“ハチノス”を再現した“エイジング(Aging)”(3万8000円)、30〜70年代初期に見られるマッチを擦った跡を、無頓着に洗ったような色落ち生地に再現した“セカンドハンド(Second Hand)”(3万8000円)の計3型を各20本ずつ用意する。なお46年のジーンズには、第2次世界大戦の物資統制の影響でボタン数が少なかったり、ステッチの代わりにペンキを代用するなど簡略化が義務付けられた通称“大戦モデル”と呼ばれる42〜46年のものと、ジーンズの原型が完成したと言われる47年のものの両方の特徴が見られる。
ウィメンズは藤原ディレクターが考える“女性の好き”を表現し、ビンテージのストレートシルエットをベースに少しテーパードをかけ、より脚が綺麗に見えるように仕上げた。大胆なリペアや裾のダメージが特徴の“ヴィンテージリペア(Vintage Repair)”(4万2000円)と、80年代にフォーカスしてアイスブルーの生地の両膝にクラッシュ加工を施した“80’s クラッシュ(80’s Crash)”(4万円)の2型を各50本ずつ用意する。“80’s クラッシュ”にはリペア布が付属し、後日クラッシュ部分を塞ぐリペアサービスも行う。
一般発売は、メンズが2019年1月下旬、ウィメンズは2月下旬を予定している。