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「GQ」が選ぶ“圧倒的な男” 今年は竹内涼真や田中圭、美輪明宏、DA PUMPら超ダイバーシティな16人

 「GQジャパン(GQ JAPAN)」を発行するコンデナスト・ジャパンは11月22日、2018年に“圧倒的な活躍をした”男性を称える「GQメン・オブ・ザ・イヤー2018」の授賞式を東京アメリカンクラブで開催した。今年のテーマは“ザ・ニュー・マスキュリニティー”だ。同誌の鈴木正文・編集長が「既存の男性観に縛られない、新しい“男らしさ”という価値観で評価した」と語る今年の受賞者は、俳優の竹内涼真や田中圭、男性アイドルグループのDA PUMP、美輪明宏、リリー・フランキ―、映画監督の是枝裕和、プロ車いすテニスプレイヤーの国枝慎吾、お笑いコンビ千鳥の大悟とノブ、そしてメイクアップアーティストの辻一弘の計9組16人。また、今回で3度目となる「GQウーマン・オブ・ザ・イヤー」は、フィギュアスケーターの浅田真央が受賞した。

 会場には、新作を撮影中の是枝と試合の国枝以外の計15人が登壇した。田中圭は「『おっさんずラブ』の吉田鋼太郎さんや、事務所の先輩である小栗旬さんも受賞されている賞を、平成最後の年に受賞できて嬉しい。今年は作品がブレイクしたが、今後は個人としてもブレイクスルーしていきたい」とコメント。竹内涼真は「俳優業の活動の場が広がっている中で、それが評価されたことはとても光栄。ただ最近は忙しく、たくさんいる親せきに会えずにクレームが来ている(笑)。いつか親戚全員を連れて旅行に行きたい」と語った。第1回の「GQメン・オブ・ザ・イヤー」を受賞し、今回史上初となる2度目を受賞したリリー・フランキーは「1回目を受賞してから10年以上経つ中、もう一度この賞をもらえたのは、今までやってきたことが今も評価されているということ。今後は下着のデザイナーになるのが個人的には夢なので、次回はエロい下着を作って評価されたい」と話し、会場の笑いを誘った。受賞者のラストを飾った美輪明宏は、トロフィーをもらって「重いわね」とつぶやきつつ「今年は名誉都民の賞をいただきました。これだけでも恐縮なのに、こんなオシャレな賞をいただいて、身に余る光栄です」と喜んだ。イベントの終盤には、浅田真央がDA PUMPに「“USAダンス”に今ハマっているので踊り方を教えてほしい」とお願い。全員で“USAダンス”を踊り、会場を盛り上げた。

 「GQ メン・オブ・ザ・イヤー」はアメリカで1994年にスタートし、各分野で活躍を見せた人物に贈られる賞。日本では今年で13回目を迎え、昨年、元SMAPの香取慎吾や稲垣吾郎、草なぎ剛らを選出するなど、“旬の男”にフォーカスしてきた。11月24日発売の「GQジャパン」1月号で、今年の受賞者のインタビューとポートレートを掲載する。

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