日本メンズファッション協会は11月28日、「第47回ベストドレッサー賞」と「第15回ベストデビュタント賞」の発表・授賞式を開催した。
ベストドレッサー賞には、芸能部門から女優の有村架純、俳優の高橋一生、スポーツ部門からレーシングドライバーの中嶋一貴・選手、政治・経済部門から津賀一宏パナソニック社長、学術・文化部門から作曲家の吉俣良、日本メンズファッション協会推薦枠から音楽ユニットのアルケミスト、特別賞に石川康晴ストライプインターナショナル社長を選出した。
若手クリエイターの応援を目的としたベストデビュタント賞には、ファッション部門から大相撲の元貴乃花親方の長男で靴職人兼デザイナーの花田優一、ファッションブランド「パ―ミニット(PERMINUTE)」デザイナーの半澤慶樹、音楽部門からバイオリニストの内藤希花、空間・インテリア部門から建築設計家兼写真家の高栄智史を選出した。
グリーンの総柄ドレスに身を包んで登場した有村は、司会の「大人っぽい衣装ですね」という言葉に照れながら「普段はカジュアルな服装が多いです。ネット通販もよく利用します」とコメント。高橋は「今日着ているセットアップは、15年ほどお世話になっているテーラーさんで仕立ててもらったものです。服が好きなので、受賞できて本当に嬉しい」と喜びを明かした。花田は「日々修行の身だが、このような賞を受賞できたことは励みになります」と語った。石川社長は「アパレルという仕事柄、ドレスアップする機会は多いので今日はあえて着物を選びました。銀座もとじでつくってもらいました」とコメントした。