「WWDジャパン」12月3日号は、スニーカーとストリートの祭典「コンプレックスコン(ComplexCon)」特集です。11月3~4日にアメリカ・ロサンゼルスのロングビーチで開催された同イベントは、村上隆とファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)がホストを務め、限定アイテムやレアスニーカーを求めたストリートヘッズ(ストリートファッション中毒者)が世界中から押し寄せることで近年、注目を浴びています。
アートディレクターを務める村上隆にロングインタビューを決行し、アートとストリートの関係やコンベンションが“アツい”理由だけでなく、カニエ・ウェスト(Kanye West)、ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)のことなども聞きました。さらに「コンプレックスコン」の成り立ちについて、日本のメディアとして初めて創業者のマーク・エコー(Marc Ecko)に直撃取材しています。
今年はハイプビースト(HYPEBEAST)が主催するNYの「ハイプフェスト(HYPEFEST)」やアディダス(ADIDAS)主催の「アディコン(ADICON)」など、“コン”や“フェス”と呼ばれるストリートの祭典が多数開催されました。“食傷気味”ともささやかれるストリートブームが今後どうなるのかを「コンプレックスコン」の徹底取材から導きます。
ニュース面ではこのほど、日本でファッションショーや期間限定店をオープンした「ヴァレンティノ(VALENTINO)」のステファノ・サッシ(Stefano Sassi)=ヴァレンティノ最高経営責任者が語る成長戦略や、クールジャパン機構などから新たに50億円を調達したスパイバー、TSIの最新縫製工場などを取材しています。また、フィービー・ファイロ(Phoebe Philo)が「セリーヌ(CELINE)」を去ったことで起きている“フィービーロス”現象について、有力バイヤーらに“ポスト・フィービー”を聞きました。
本明秀文アトモス社長による連載「スニーカーライフ」は、「コンプレックスコン」でのアメリカでしか体験できないスニーカーの買い方。また、連載「ミステリーショッパーが行く!」は三越日本橋本店。売り方改革に力を入れ、一人一人を接客するコンシェルジュを約90人配置した同店の評価は?ファッションパトロールは今年で最後となる、平成を彩ったトリンプの“世相ブラ”を一挙に振り返ります。