ファッション

「イッセイ ミヤケ」 × 田中一光のコラボ第4弾 モチーフは円と記号の作品シリーズ

 「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」は、グラフィックデザイナー、田中一光の作品をモチーフにしたコレクション“イッコウ タナカ イッセイ ミヤケ(IKKO TANAKA ISSEY MIYAKE)”の第4弾を発売する。今回は、1992年発表の「連続する記号」をモチーフにした“CONTINUOUS SYMBOL シリーズ”と、86年発表の「円または、円の遊戯」をモチーフにした“CIRCLE シリーズ”をそろえる。

 「連続する記号」は、安藤忠雄が設計した大手前アートセンターにインスパイアされたシリーズ作品。幾何学的ながら温かみのある形状の記号を整然と配置して、モノトーンで仕上げた作品を、コート(9万円)、ブルゾン(5万4000円)、シューズ(3万1000円)、レギンス(1万5000円)、バッグ(3万8000円)、キャップ(8000円)に落とし込んだ。

 「円または、円の遊戯」は、黒い円を基本構造としながら、色とりどりの四角形や半円、手書きの線などを加えた作品シリーズ。彩度を抑えた背景とのコントラストも相まって、円という形が持つ運動性を強調し、いきいきとした印象を生み出している。こちらは、シャツ(4万8000円)、パンツ(3万8000円)、シューズ(3万1000円)、キャップ(1万4000円)など。

 “CONTINUOUS SYMBOL シリーズ”は、2019年1月5日から「ミー イッセイ ミヤケ(ME ISSEY MIYAKE)」青山店と「イッセイ ミヤケ」丸の内店、京都店で販売する。2月1日からは「プリーツ プリーズ イッセイ ミヤケ(PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE)」の一部取り扱い店舗でも販売する。また、1月31日~2月5日には松屋銀座本店1階でポップアップストアも開く。“CIRCLE シリーズ”は4月4日から「ミー イッセイ ミヤケ」青山店、「イッセイ ミヤケ」銀座店、表参道店、京都店で取り扱う。

 田中一光は、琳派や浮世絵などの美意識と西洋のモダンデザインを融合させた作風で知られるグラフィックデザイナー。「無印良品」の創立者であり、ロフト(LOFT)のロゴデザインや西武百貨店のアートディレクションでも知られる。

ISSEY MIYAKE x ファッションの記事

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。