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東京都写真美術館で作家を支援する写真展開催 テーマは“小さいながらもたしかなこと”

 東京都写真美術館(トップミュージアム)は1月27日まで、写真展「日本の新進作家」を開催している。15回目となる今回のテーマは、“小さいながらもたしかなこと”。自らの感性や考え方やアイデンティティーやリアリティーを軸に、社会との関わりを意識しながら作品を制作する作家を取り上げる。

 今展では、予測困難な自然災害や広がりを見せる経済格差、LGBTの人々に対する法的整備の遅れなど、不透明な時代に作家が作品に込めた“たしかなこと”にフォーカスする。“家族”を主題にした真っ赤なプリント作品で知られる森栄喜をはじめ、ミヤギフトシ、細倉真弓、石野郁和、河合智子の5人の新進作家の作品がそろう。

 同展は、将来性のある作家を発掘し新しい創造活動の展開の場として提供するため、2002年にスタートした。

■小さいながらもたしかなこと 日本の新進作家 Vol. 15
日程:12月1日〜2019年1月27日
場所:東京都写真美術館
住所:東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
入場料:一般 700円、学生 600円 、中高生・65歳以上 500円

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