「WWDビューティ」2018年12月27日・19年1月3日合併号は、「2018年ベストコスメ」特集です。上半期に続いて美容ジャーナリストや美容家、百貨店化粧品バイヤー、ヘア&メイクアップアーティスト、美容編集者などから成る33人の選考委員の協力を得て、18年下半期(7月~12月)に発売された製品(リニューアル含む)を対象に、全9部門16カテゴリーでベストコスメを選出しました。
特集では恒例のヒットコスメをランキング形式でお届けします。全国主要百貨店だけでなく、ドラッグ&バラエティーのヒットランキング、各美容メディアのベスコスを総まとめ。特色のある賞を独自に設置し、選出されたバラエティー豊かなアイテムの中からトレンド探る他、18年の美容各誌を振り返り、最も多く表紙を飾ったカバーガール、その撮影を手がけたアーティストにもフォーカスしています。
昨年の「シワ改善」化粧品の大ヒットに続き、目元のたるみにアプローチするアイクリームで快進撃を続ける「ポーラ(POLA)」、「THREE」を擁するACROが手がける「イトリン(ITRIM)」「アンプリチュード(AMPLITUDE)」「ファイブイズム バイ スリー(FIVEISM × THREE)」が各部門で上位を獲得しました。その他、今年の特徴とも言える化粧品各社が開催したイベントや、番外編として化粧品メーカーが選ぶ「インフルエンサー部門」も掲載しています。
ニュース面では、パーツケアの定着とともに関心が高まっている歯のホワイトニングを取り上げます。一般的にホワイトニング製品は、健康な歯や歯茎にダメージを与える化学成分が高濃度に配合されていることが多く利用が狭まっていましたが、刺激の強い化学成分を含まず、敏感な歯でも使えるナチュラルなケアアイテムが登場しています。また、歯のマニキュアやタブレットで簡単にケアできるものなど、歯のホワイトニングをセルフで行うアイテムをピックアップします。
その他、「ケイト(KATE)」の中国を起点としたグローバル新戦略、P&Gが買収した多様な人種に向けたヘアケアブランド、「ディオール(DIOR)」が発売する進化した「リップ マキシマイザー」、米「WWD」が発表した2018年度ベストコスメアワード、初の単独店を東京・表参道にオープンするイタリア発オーガニックコスメブランド「アルジタル(ARGITAL)」、シャボン玉石けんから発売される初のメンズ向けシャンプーなどを紹介しています。