資生堂は、美容医療クリニック向けスキンケアブランド「ナビジョン(NAVISION)」をマス市場に販路拡大するにあたり、新ミューズに宮沢りえを起用してブランド認知を図る。ブランド初となる新テレビCM「明日に間に合う 宣言」編を関東圏で2月1日から放映する。
テレビCMは、“新しい美容体験で、理想の自分に出会える喜び”をコンセプトに、夜明けをモチーフに制作。31日に行われた発表会では宮沢りえが登壇し、「資生堂のCMに初めて出演させていただいたのは11歳の時。こうして再開できたことは素直にうれしい。デパートに化粧品を買いに行くと資生堂のコーナーにはいつも人が溢れていて、並んで買っているんですが(笑)、皆さんから求められている企業とご一緒できるのは幸せ」と語った。商品の使い心地について「朝起きて鏡の前で外すと、気になるシワが本当に消えていて、CMと同じようにうれしくなります。それに撮影中は演じることに没頭したいので、自分がどういう風に撮られているか考えたくない。そのために事前のケアが必要だけど、『ナビジョン』があれば一日気にせずにいられます」と笑顔を見せた。
またCMの「スキンケアは進化する」というセリフになぞらえて「今年の目標は『想像力は進化する』。自分自身も、演じる時に想像力を研ぎ澄ますと進化していくのを感じます。今日は家に携帯を忘れましたが、携帯を見ない時はいろいろなことを考えます。情報が溢れている中で、想像力を進化させるのは大切」と力強く語った。
「ナビジョン」は2005年に誕生。今まで美容医療機関で販売してきたが、より手軽にプロフェッショナルの技を提供できるように、一部アイテムを昨年11月から資生堂の総合美容サイト「ワタシプラス」で販売している。