「ジル・サンダー(JIL SANDER)」は3月6日、伊勢丹新宿本店1階のハンドバッグ売り場に、常設のバッグとレザーグッズの売り場を開設する。常設のバッグ売り場は国内で唯一。開設に合わせて、“エンベロープ・バッグ”(17万5000円)の黒やチャームを限定でそろえる。同売り場では1月23~29日にポップアップストアをオープンしていた。
好調な“タングル”(スモールサイズ7万8000円)のほか、帽子を逆さにしたようなデザインが目を引く新作の“ソンブレロ”(スモールサイズ17万5000円)、キャンバス地に女性のヌードを象ったモチーフを刺しゅうした“トゥーティー”(ミディアムサイズ18万5000円)、スタイリングのアクセントになるベルト付きのミニバッグなど、2019年春夏のランウエイに登場したバッグ、レザーグッズを幅広くそろえる。
現在、同ブランドの国内売上高のうち約3割をバッグが占めているといい、ルーシー・メイヤー(Lucie Meier)とルーク・メイヤー(Luke Meier)がクリエイティブ・ディレクターに就任して以降の新しいブランドイメージを認知させるうえで、バッグは原動力の一つとなっている。バッグとレザーグッズ単独売り場の開設によって、さらなる認知拡大と売り上げ増につなげる。