ファッション
連載 ファッション&ジム中毒のエクササイズ

19年春夏最大のトレンド「スポーツ」を楽しく着るボディーメークWeek1 ビーチバレーの「MSGM」に憧れRIZAPの門をたたく

 ようやく暖かくなって、春物が楽しめるようになってきた今日この頃、皆さま、ご機嫌いかがですか?

■19年春夏ミラノメンズ最大のトレンドはスポーツ 「マルニ」にはオリンピック選手が大集合!?
■ジムウエアにネオンカラー ミラノの春夏はスポーツウエアがリード
■パリコレ初日 「ディオール」は魂揺さぶるダンスで身体美にフォーカス
■鍛えた体をきれいに露出 「トーガ」流健康志向のススメ

 2019年春夏のメガトレンドといえば、それはメンズもウィメンズもスポーツ!メンズでは野球やテニスのユニホームに由来するスタイルが、そしてウィメンズでは昨今のヘルシー志向で磨き始めた自身のカラダを美しく見せるスタイルが急増中です。そこに最近ブームのナイロンブルゾンやスニーカー、コラボすれば必ず売れる「ナイキ(NIKE)」などが加わり、春以降は“ヘルシーな肌見せ”が巷に溢れそう!!「WWDジャパン」は紙面でもウェブでもこの半年、スポーツをたびたび取り上げています。

 というワケで、この春夏は「スポーティーな洋服をカッコよく着たい!」「多くのデザイナーがインスピレーションを得たような、美しいカラダになってみたい!」。そんな欲求が高まり、ついにジム中毒のワタクシは、“あの門”をたたいてしまったのです。

それは、「結果にコミット」の「RIZAP」です。

■「暗闇エクササイズ」界の頂点!? RIZAPグループで悶絶のマッスルダイエット

「RIZAP」については、系列の暗闇フィットネス「エクスパ(EXPA)」を特別に体験させていただいたことがありますが、“本丸”は初挑戦!これからしばらく、「RIZAP」1号店の原宿・神宮前店に通い、エクササイズです。

 「RIZAP」といえばダイエットのイメージですが、今回挑戦するのは、むしろボディメーク。この連載は、極めて「標準」な僕のカラダがどう変化していくか、をレポートする企画です。

ちなみに、企画前のカラダは、
・体重59.3kg
・体脂肪率15.6%
・筋肉量47.4kg

 決して太ってはいませんが、筋肉量も体脂肪率もフツーなのです。1月のメンズコレクション出張、2月のニューヨークコレクション出張、そして、合間のA型インフルエンザで、6週間弱動かしていなかったカラダは、特に腹回りが恐ろしいことになっています(その姿は、来週公開ですw)。

 この先は、当然ツラい筋トレが待っているだろうし(「階段が上れない」などの恐怖体験を聞くこと数回)、食事管理はキツいでしょうし(今日まで「よくばり弁当!大盛りで!」なんて注文していたことはナイショですw)、会食だってあるし(メチャクチャおいしそうなディナーを前に、ど〜すればいいんだ⁉︎)、出張も待っている(しかも3月は、チョコレートの国、スイスだよw)。そんな春にど〜すれば体脂肪は落ちて、ど〜すれば“エエ感じ”に筋肉がついて、ど〜すればスポーティーなスタイルが似合うカラダになれるのか?文字通りカラダを張って、皆さまにお伝えしたいと思います。

 目指すは、若者がイタリアの避暑地リミニで楽しんだビーチバレーにインスピレーションを得た、「MSGM」のコレです(すでにオーダー済みw)。だってタンクトップは虹色で、スポーツスタイル同様に存在感がアップ中のダイバーシティー(多様性)も表現しています。目標はコレをカッコよく着て、6月のミラノを歩くことなのでございます。

 “エエ感じ”になったら、こんな風にビキニにも挑戦してみようかな?シックスパックになったら、「ディースクエアード(DSQUARED2)」の真っ白ビキニにも挑戦しちゃうかも(あ、そんなの見たくないw?大変失礼しましたw)。カラダが仕上がれば、夢が広がるばかりです。

 頼もしいパートナーは、芸能人などのボディメークも指導する伊藤祐トレーナー。動く瞬間に大きく伸縮する肩や胸、お尻の筋肉は「さすが」です。体脂肪率は8%とのこと。「僕も、筋トレはあまり好きではありません。だから、いかに効率的に!楽に!そして、好きなモノと両立して、楽しいボディメークができるかを心がけています!」」と語りかける笑顔は、正直、まだ信用しきれておりませんが(苦笑)、とことん教えを請いたいと思います。

【今週の“マッスルレビュー”:
2019年春夏「MSGM」コレクション】

 連載では毎回最後に、伊藤トレーナーにモデルのカラダの側面から、ミラノ&パリのメンズブランドを分析していただきます(伊藤トレーナー個人の見解です)。ブランドは千差万別。その世界観を体現するモデルも千差万別。彼らのカラダを分析すれば、ブランドの新たな魅力に気づくかもしれないし、もっとカッコよく洋服を着こなせるかもしれません。初回は、僕がカッコよく着る(ことを目指すw)、「MSGM」です。

 ボディーラインを強調するようなタイトなシルエットというより、ラフかつスポーティーなデザインが多いですね。胸や肩回りにボリュームを加えると、オーバーサイズの洋服でも「男らしさ」が演出しやすくなりそうです。ただ、筋肉を大きくしすぎるとスタイリッシュなイメージが薄れそう。細身かつ男性らしいボディーを目指したいですね。

 下半身はハーフパンツが多く、太ももからふくらはぎにかけては細身のモデルが多いですね。全体のスマートな印象を引き出すには、男らしく力強い下半身の筋肉は逆効果の恐れもあります。筋肉を発達させすぎるのではなく、適度な細身でスタイリッシュなシルエットを保つボディデザインを行うのがベストです!

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。