ファッション・コスメ業界の人材紹介・派遣などを主な業務とするワールド・モード・ホールディングス(以下、WMH東京、加福真介社長)は、社内の事業部だったヴィジュアル・マーチャンダイジング・スタジオ(以下、VMS)を3月1日付で法人化した。社長には、これまで同事業をけん引してきた堀田健一郎WMH上席執行役員兼エグゼクティブプロデューサーが就任した。
堀田社長はルイ・ヴィトン ジャパン、ドルチェ&ガッバーナ ジャパン、イッセイ ミヤケなどでVMDの責任者を15年以上務めた人物。「実店舗ではVMDのニーズが高まっている。VMSは“私たちのVMDでお客さまの足を何回止めることができるだろうか?”をコンセプトとする。ブランドを五感で体験できるのは実店舗以外になく、空間全体を使ってブランドおよび商品のアイデンティティーを伝えたい」と述べ、コンサルティング、ショーウインドーをはじめとする各種デザイン、人材育成や研修、採用支援を行う。
今回の会社設立でWMHはiDA、ブラッシュ(3月1日にiDA PROから改名)、アイアド、アイアド ラボ、フォーアンビション、VMSの6社体制になる。