米「WWD」の人気企画「ファッション通信簿」では、ストリートからパーティー、レッドカーペットまで、海外セレブたちのファッションを厳しくチェック。A+、A、A-、B+、B、B-、C+、C、C-、D+、D、D-、そしてFAIL（失格）の13段階評価で格付けし、それぞれのファッションポイントを勝手に辛口ジャッジ！
第23回は、4月12〜14日に米カリフォルニア州インディオで開催された世界最大級の音楽フェスティバル「コーチェラ・ヴァレー・ミュージック・アンド・アーツ・フェスティバル2019（Coachella Valley Music and Arts Festival以下、コーチェラ）」の“ウィークエンド1（Weekend 1）”から、エリカ・ジェイン（Erika Jayne）、ジャスミン・サンダース（Jasmine Sanders）、ヘネシー・キャロライナ（Hennessy Carolina）、ビリー・アイリッシュ（Billie Eilish）、ヘイリー・ビーバー（Hailey Bieber）、ドラヤ・ミシェル（Draya Michele）、ロス・バトラー（Ross Butler）、クインシー（Quincy）が登場。辛口評価が目立った今回、ワーストファッショニスタの座は誰の手に？
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Erika Jayne at Coachella 2019
野生のバービー人形！このブーツはセクシーな夜遊び用というより、釣り人が履く長靴に近い。こんなワイルドな猫っぽいスタイリングでも、このエクステはやりすぎ。
Jasmine Sanders at Coachella 2019
1990年代初期ロンドンのカムデンタウンのナイトクラブにタイムスリップしたジャスミン・サンダース。チョーカー、ふわふわのビキニ、フェザー付きのヒールで真のパリピであることを証明している。このスタイリングのポイント？ネオンに光るVIP用のリストバンドだ。安っぽいが、楽しげではある。
Hennessy Carolina at Coachella 2019
「101匹わんちゃん」のクルエラ・デ・ビルとカウガールが合わさると地獄でしかない。許容度の高い「コーチェラ」ファッションの基準で見てもこれは最悪。レザーの乗馬用パンツはいつか挑戦してみたいが、細心の注意が必要な危険なアイテムだ。
Billie Eilish at Coachella 2019
残念なスタイリングだが、頑張りは伝わってくる。参考にしたストリートウエアのアーカイブ量があまりにも膨大で17歳のビリー・アイリッシュは迷子になったのか、“衣装”のようになってしまった。残念な格好を人に見られる前に逃げられるスクーターを持っているのが唯一の救いだ。
Hailey Bieber at Coachella 2019
ダメージジーンズにランジェリーの組み合わせはたいして新鮮ではない。マドンナ風を目指したヘイリー・ビーバーは、「ヴァンズ（VANS）」と「ヴェルサーチェ（VERSACE）」のベルトで多少マシに見える。大ぶりのダイヤモンドが少し安っぽく見えるけど。
Draya Michele at Coachella 2019
沈む太陽のようで目がくらんでしまう。タイダイ染めのビキニはまるでオムツのようだ。裸がドレスコードといっても過言ではない「コーチェラ」会場では、これでも着込みすぎに見える。
Ross Butler at Coachella 2019
まさに春休みボケ野郎という感じ。まず目障りなのが派手なバンダナだが、DIYのタンクトップとそこからチラ見えする脇肉はさらに許し難い。ハイキングブーツがロス・バトラーを「コーチェラ」の会場外まで運んで行ってくれればいいのに。
Quincy at Coachella 2019
悪夢はここから始まる。パステルブルーのシルクローブとそれに色をマッチさせたパンツ、アビエーターサングラスの組み合わせは、1980年代マイアミのクラブオーナーのように見える。
