「シュプリーム(SUPREME)」は6月29日に、ブランドを象徴するフォトTシャツの新作を含む2019年夏シーズンのTシャツ8型を発売する。「シュプリーム」直営店と公式サイト、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)などで取り扱う。
「シュプリーム」のフォトTはこれまで、モデルのケイト・モス(Kate Moss)をはじめ、シンガー・ソングライターのニール・ヤング(Neil Young)やラッパーのナズ(Nas)ら、ジャンルを超えたさまざまな人物をフィーチャーしてきたが、今回抜擢したのはジャマイカ出身のレゲエ・ミュージシャン、ブジュ・バントン(Buju Banton)だ。
ブジュ・バントンは1973年生まれ。93年にリリースしたアルバム「Voice Of Jamaica」でメジャーデビューを果たすと、95年に発表した「Til Shiloh」が世界的ヒットを記録。その後、2009年にコカインの売買容疑で逮捕されて18年末まで服役するも、その間の11年に9枚目のアルバム「Before the Dawn」でグラミー賞の最優秀レゲエ・アルバム賞を受賞するなど、長年にわたり第一線で活躍するアーティストだ。
フォトTは、前身頃に「シュプリーム」のボックスロゴTを着用したバントンのポートレートがプリントされ、後ろ身頃にはバントンのサインとともに“Supreme forward even stand firm jah love”の文字があしらわれている。他の7型は、名優ルゴシ・ベーラ(Lugosi Bela)が主演を務めた映画「魔人ドラキュラ」のワンシーンや、芸術家ジョッシュ・スミス(Josh Smith)の絵画をプリントしたものなどをラインアップした。