10回目を迎えるアジア最大級の「東京アートブックフェア(TOKYO ART BOOK FAIR 2019)」が7月12〜15日に、今春にリニューアルオープンしたばかりの東京都現代美術館で開催される。アートブックやZINEを制作する国内外の出版社、ギャラリー、アーティストら約300組が出展する。
毎年一つの国や地域に焦点を当てて出版文化を紹介する企画「ゲストカントリー(Guest Country)」ではアメリカを取り上げ、写真家レレ・サヴェリ(Lele Saveri)が主宰するメディアチーム「8-Ball Community」が1970年代以降のアメリカにおける重要なZINE約150タイトルを展示するほか、 現代作家とオブジェクトをコラボレーション制作し、雑誌というフォーマットを通してアートに触れる機会を創出した「The Thing Quarterly」の10年間の活動を紹介する。
日本人作家によるアートブックを紹介する展示「Japanese Artists’ Books: Then and Now」には川島小鳥、ホンマタカシ、森山大道、山田愛子らが参加。ほかにも資生堂ギャラリーの図録アーカイブの展示やゲストを招いてのトークショー、作家によるサイン会などを予定している。
■東京アートブックフェア 2019 プレビュー
日程:7月12日
時間:15:00〜21:00
場所:東京都現代美術館
住所:東京都江東区三好4-1-1
入場料:1000円(税込、小学生以下無料)
■東京アートブックフェア 2019 一般会期
日程:7月13〜15日
時間:11:00〜19:00
場所:東京都現代美術館
住所:東京都江東区三好4-1-1
入場料:無料(トークイベントは一部有料)