写真家の立木義浩は写真展を開催する。会場は東京と京都のライカギャラリーで、期間は東京が8月23日〜12月4日、京都が8月24日〜12月4日。それぞれの会場で異なる作品を展示する。
展覧会タイトルは「まばたき」。立木氏が街を歩き、まばたきするように無心で撮り下ろしたスナップショットを展示する。撮影には、モノクロ専用のデジタルカメラ“ライカMモノクローム”を使用した。
立木氏は1937年、徳島県生まれ。58年に東京写真短期大学(現・東京工芸大学)技術科を卒業し、59年に写真家としての活動をスタート。以来、ファッション、ポートレート、広告、スポーツと幅広いジャンルで活動し、半世紀以上にわたって写真界をけん引する。コマーシャルな活動のかたわら、自身のライフワークとしてスナップ写真を撮り続け、多数の作品を世に送り出してきた。
立木氏の名を広めたのは、65年にカメラ・写真雑誌「カメラ毎日」(毎日新聞社)に掲載されたデビュー作「舌出し天使」。女性の等身大の日常をユーモラスに記録した同作で、当時27歳の立木氏は日本写真家批評家協会新人賞を受賞した。
■まばたき
日時:8月23日〜12月4日
時間:11:00~19:00
定休日:月曜
場所:ライカギャラリー東京
住所:東京都中央区銀座 6-4-1 ライカ銀座店2階
日時:8月24日〜12月4日
時間:11:00~19:00
定休日:月曜
場所:ライカギャラリー京都
住所:京都市東山区祇園町南側570-120 ライカ京都店2階