1月20~23日、2020年春夏オートクチュール・ファッション・ウイークがパリで開催された。クロコ、パイソンなどのエキゾチックレザーや毛皮(人工を含む)のコート、レオパード柄などアニマル系のアイテムをチョイスした来場者たちが多く、ファーを手袋やバッグ、袖などのワンポイントに取り入れたスタイルも多く見られた。柔らかなパステルピンクなど春色のアイテムやホワイトコーデの人気も高く、明るい色合いが寒さの厳しいパリの街に温かみを添えていた。
またオートクチュール・ファッション・ウイークは、モデルや女優、インフルエンサーなど多くのセレブリティーたちが世界中から集まることでも知られている。「ディオール(DIOR)」の会場には、ビアンカ・ジャガー(Bianca Jagger)、女優のユマ・サーマン(Uma Thurman)、インフルエンサーのペルニーレ・タイスベック(Pernille Teisbaek)、モデルのナタリア・ヴォディアノヴァ(Natalia Vodianova)、ジャンヌ・ダマス(Jeanne Damas)のほか、日本からは秋元梢の姿もあった。
そのほかの来場者たちもレース素材や異なる色のシューズ、手袋などアクセサリーをワンポイントで取り入れて、クチュールらしい華やかさを演出していた。