「M・A・C」は2020年春夏のトレンドメイクを提案するプレゼンテーションを行った。シニアアーティストの池田ハリス留美子が登壇し、“FREEDOM”を全体テーマに「M・A・C」が提案する4つのメイクを披露した。また、スペシャルゲストとしてモデルの冨永愛が登場した。
今シーズン「M・A・C」が提案するトレンドメイクは年齢、性別、人種を問わず一人一人の個性を尊重し、自分自身が自由を表現する “パーソナライズ”がポイントだ。素肌と一体化したパーフェクトスキンが主役の “リアリズム”、ソフトでロマンティック、ルミナスをテーマに女性らしさを表現する“インプレッショニズム”、カラフルなカラーを大胆に取り入れて個性を最大に表現する“シンボリズム” 、ブラックやブラウンで陰影と意志の強さを表現する“アブストラクト エクスプレッショニズム”の4つのメイクパターンで春夏のトレンドメイクを構成する。
池田シニアアーティストは「“リアリズム”と“インプレッショニズム”は春夏感があり、ヘルシーな雰囲気で取り入れやすい。 カラーやブラックのラインが印象的な“シンボリズム”や“アブストラクト エクスプレッショニズム”は肌を薄くナチュラルに仕上げることによってポイントメイクとバランスがと取れ、今年らしく仕上がる。また、輝きの強いシャドウ、濡れたような質感のグロスも外せない。アクセサリー感覚で最後に付けると表情が変わって、モダンに変身する」と解説する。
メイクデモンストレーションの後には4パターンのメイクを施したモデルによるランウェイショーが行われた。スペシャルゲストの冨永愛は 目元にグロスを施したメイクで登場。ランウェイのトップバッターを飾り、会場を沸かせた。冨永愛は普段のメイクでも肌作りを大切にしているそうで、「素肌感やナチュラルさを大切にしています。ベースメイクはファンデーションを塗りすぎないこと、コンシーラーとハイライトを混ぜて使うなどして素肌感をきちんと出すようにしています」とこだわりと語った。また、肌のために運動や食事、十分な睡眠時間の確保などにも気を配っているという。春夏に挑戦したいメイクについて「春夏はアイライナーにブルーや赤を少し取り入れてメイクを楽しみたいですね」とコメントした。