ベビー・子ども服を手掛けるファミリアは、ハリウッドとのコラボレーションによる化粧品「ファミリア ボディケアクリーム」と「ファミリア バーム」を9月に発売する。
「ファミリア ボディケアクリーム」は、妊娠中や出産後の肌の乾燥を防ぐボディ用クリーム。「ファミリア バーム」は唇や手指、肘、かかとなどの部分ケアやへスタイリングにも家族で使用できる多機能の全身用固型オイルだ。
ファミリアは、妊娠してから出産までの約270日と、赤ちゃんが生まれてから2歳の誕生日を迎えるまでの730日を合わせた1000日を大切にする“フォー・ザ・ファースト1000デイズ(FOR THE FIRST 1000DAYS)”という企業理念に基づいて開発。ママ向けスキンケアを手掛けるのは初めてだ。価格は「ファミリア ボディケアクリーム」が6000円、「ファミリア バーム」が3500円で、ファミリア神戸本店や東京・代官山店など6店舗で販売する。
5代目の岡崎忠彦ファミリア社長は「当社は今年創業70周年。“子どもの可能性をクリエイトする”という使命を果たすため、異分野の企業と協力してさまざまなプロジェクトにチャレンジできるプラットフォーマーになりたい」と話した。協業したハリウッドとは東京・六本木の同じビルにオフィスを構え、岡崎社長と牛山大輔ハリウッド社長は共に創業者が祖母で、アメリカ留学経験ありという共通点があることで普段から親交があるという。
牛山ハリウッド社長は「ファミリアは、お母さんの気持ちになったこだわりのモノ作りを創業当初から大切にした歴史のある会社だ。当社も今年創業95周年。働く女性に寄り添う商品開発を協力して実現できた」と話した。