香港とロサンゼルスをベースに、カスタマイズできるスマートフォンケースなどを手掛けるライフスタイルブランド「ケースティファイ(CASETIFY)」は、スマートフォンを除菌できるUVサニタイザーを発売した。
水銀を使用しない6つのUVランプを内蔵したサニタイザーにスマートフォンを3分間入れておくと、表面の雑菌を99.9%除菌することができ、同時にワイヤレス充電もできる。「ケースティファイ」のオンラインストアのみの販売で、価格は1万3200円。同商品の利益は、アメリカのNGO団体「グローバル ギビング(GLOBAL GIVING)」が運営するクラウドファンディングサイト内にある、新型コロナウイルス感染者の救済や感染拡大防止のプロジェクトに100%寄付される。同商品の発売は、先ごろ「ケースティファイ」が開始した新型コロナウイルス対策を支援する活動の一環。
「ケースティファイ」を2011年に設立したウェスリー・ウン(Wesley Ng)最高経営責任者は、「世界約180カ国で当社の商品を購入しているお客さまの健康と安全を最優先に考え、何ができるか検討を重ねてきた結果、新型コロナウイルスの予防策の取り組みを開始した。先が見えない不安の中で、少しでも心のゆとりを取り戻す助けになればいい」とコメントした。