リアル店舗の商品仕入れをサポートするプラットフォーム「ポルタス(PORTUS)」を運営するパーク&ポート(東京、櫟山敦彦代表)は、アパレル向けのオンライン展示会サービス「エグジブ(EXIV)」をローンチする。
「エグジブ」は、展示会用のウェブサイトの制作やオーダーシートの作成、バイヤーの検討状況の可視化などを行う。ウェブサイトはアイテム写真やコレクションの説明を送ることで制作できるほか、インタビューや撮影などにも対応し、リアルの展示会に近い雰囲気を表現する。バイヤーの検討状況は、取引先のログイン情報や閲覧ページ情報から確認することが可能だ。また、自身の展示会サイトで誰が、いつ、どの商品に、どれほどアクセスしていたのかなどを分析できるツールも提供する。
「エグジブ」は、新型コロナウイルスの影響による展示会の開催中止や来場者数の減少に対する解決策の1つとして開発。櫟山代表は「『エグジブ』は、展示会の中心的な価値である“ブランドの雰囲気の伝達”と“接客による情報発信”をウェブメディアとして再現し、ITの知見が無くてもバイヤーの温度感を上げることができるサービスとして開発した。『ポルタス』による新規商流の開拓と、『エグジブ』による既存商流のサポートの2軸でプロダクトの流通量をもっと増やし、買い物をより楽しくしていきたいと考えている」と語る。