福井県のアイウエア企業、青山眼鏡はハウスブランド「ファクトリーキュウヒャク(FACTORY900)」から、新型コロナウイルス感染症対策として目からの飛沫感染予防を目的としたゴーグル型眼鏡を5月15日に発売する。
ブランド創設当初に発表したバイカーズゴーグルの進化系として2018年に発売した“FA-361”モデルがベースで、顔を包み込むようなフィット感や長時間着用しても疲れない機能性にこだわった。1型2色(ブルーとクリアグレー)で、価格は2万5000円。東京・表参道と大阪・北堀江の直営店で販売する。青山嘉道チーフデザイナーは「新型コロナ禍で当社ができることは何かを考えたとき、眼鏡を作ることで貢献するしかないと思った。眼鏡を通して人の心を豊かにすることが創業以来の使命だ」と話した。
青山眼鏡は1937年の創業で、福井市に自社工場を構え、2000年に「ファクトリーキュウヒャク」を立ち上げた。独自の立体的なデザインが特徴で、パリの国際眼鏡展「シルモ(SILMO)」で優秀なアイウエアに贈られる「シルモドール(SILMO D’OR)」賞を2度受賞するなど海外での評価も高い。