「ランコム(LANCOME)」は7月17日、アジア人女性の肌を考え開発したスキンケアシリーズ「クラリフィック」を拡充する。2月に発売したローションに加え、新たに美容液、クリーム、乳液、洗顔料を発売し、シリーズは全5種となる。
追加製品のうち「ホワイト セラム」(30mL、1万4000円/ 50mL、1万8000円)は美白有用成分のエラグ酸とビタミンC誘導体を配合した医薬部外品の美白美容液。洗顔料「ディープクレンズ ウォッシュ」(125mL、6000円)も古い角質を除去し、表皮のターンオーバーを促進するサルチル酸を配合した医薬部外品だ。スキンケアの仕上げには、ナイアシンアミドをはじめとするランコム独自成分を配合した軽いテクスチャーの乳液「バランシング ウォータリーエマルジョン」(75mL、1万2000円)とクリーム「プランプ ミルキークリーム N」(50mL、1万2000円)を用意している。
「クラリフィック」は多くの女性が求める“透明感”をキーワードにし、人間の体に必要な“酵素”に着目。肌の酵素に働きかけるフランス産のブナの芽から取れるエキスをキー成分とした2020年の注力シリーズ。今年2月に発売したローションは、新型コロナウイルスによる外出自粛などにより百貨店売り上げが落ち込む中、「アットコスメ(@COSME)」でのクチコミなどからEC売り上げを伸ばして現在までに2万本を販売している。