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ジョンマス導入のスタイラがJMOホールディングスリミテッドの全株式を取得

 ジョンマスターオーガニックグループはこのほど、同社の野田義宗代表取締役が代表を務めるスタイラが、英投資会社ペルミラが保有するJMOホールディングスリミテッド(本社:香港)の全株式を取得したと発表した。主要株主の異動を受けて、野田代表取締役がジョンマスターオーガニックグループの代表取締役CEOに4月30日付で就任した。今後は野田CEOが日本をはじめとするグローバル組織全体を束ね、「ジョンマスターオーガニック(JOHN MASTERS ORGANICS)」ブランドのビジネスをけん引していくとみられる。

 同ブランドは1991年に、米ニューヨークでヘアスタイリストとして活動していたジョン・マスター氏により誕生。自然由来成分から作られたヘアケア製品などの販売を約40カ国で展開してきた。日本への導入は2007年で、野田氏が社長を務めるスタイラが日本および東アジアにおける総販売代理店として展開。13年にスタイラインターナショナル(野田社長)が米ジョンマスターオーガニックインクの株式の過半数を取得。ピーク時のグローバルの年間売上高は約200億円程度で、そのうち3~4割を日本の売り上げが占めていた。

 16年に英投資会社ペルミラの子会社が、スタイラおよびジョンマスターオーガニックインクの過半数の株式を370億円で取得。ジョンマスターオーガニックグループを設立し、野田氏が代表取締役に就任。昨年4月には野田氏がジャパンカンパニーの社長を兼務することを発表していた。

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