ファッション

公開前から話題のボタニカル・スリラー映画「リトル・ジョー」 白くない白衣ブランド「パネンカ」とのコラボコートが人気

 「カンヌ国際映画祭(Cannes Film Festival)」で話題を呼んだボタニカル・スリラー映画「リトル・ジョー(LITTLE・JOE)」(オーストリア・イギリス・ドイツ合作、監督:ジェシカ・ハウスナー)と、白衣をベースにしたワークコートを手掛ける日本発アパレルブランド「パネンカ(PANENKA)」は今春オリジナルコラボコートを発売し即完売、映画公開に合わせて再販中だ。「パネンカ」の店舗およびオンラインサイトにて販売されているほか、7月17日に映画公開となったアップリンク吉祥寺でも取り扱われる予定だ。

 映画「リトル・ジョー」は、主演のエミリー・ビーチャム(Emily Beecham)が「第72回カンヌ国際映画祭」で主演女優賞を受賞したことでも話題の異色のスリラー作品。製作者の意図ではないが、登場人物がマスクをしていたり、植物の香りという目に見えない謎の恐怖がウイルス感染を想起させることからも、SNSなどで話題に。映画情報サイト「シネマトゥデイ」のユーチューブ公式チャンネルにアップされている本編冒頭の映像の再生回数は87万回を超えており、「単館系映画作品でこの数字は異例」(配給元担当者)だ。

 「パネンカ」は、白衣をファッションアイテムとしてアレンジしたブランド。今回のオリジナルコラボコート“WHITE COAT”は、映画の中で俳優たちが着用している白衣がモチーフで、襟裏には映画を象徴するメッセージ“HAPPINESS IS A BUSINESS”の刺しゅうが施されている。大きめのボタンがアクセントで、軽い羽織りとして秋口まで重宝するデザインとなっている。3月末に発売し即完売、再販が決定した。

 同映画は、7月17日からアップリンク吉祥寺、アップリンク渋谷などを皮切りに、全国で順次ロードショーとなる。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。