7月21日に急性骨髄性白血病で死去した山本寛斎氏が会長を務めていた寛斎スーパースタジオは、「カンサイ ヤマモト(KANSAI YAMAMOTO)」のブランドライセンス事業を継続することを発表した。今後はクリエイティブチームでデザインやプロデュースを手掛けていく。
「カンサイ ヤマモト」や「カンサイ」などのブランド商標を保有する同社は、ライセンス契約のもとでビジネスウエアやカジュアルウエア、ユニホーム、バッグ、アイウエア、雑貨などを展開する。またファッションにとどまらず、パッケージデザインや空間デザイン、ブランディング、プロデュースなども手掛けている。山本寛斎氏の弟の山本斎彦が社長を務めており、娘で女優の山本未來も今年年初からプロデューサーとして所属し、女優業を続けながら事業に携わっていくという。
山本未來は寛斎スーパースタジオについて自身のインスタグラムで「『これで役者は全てそろった!』と言われた父の言葉を胸に今後も女優業を続けるかたわら、表現者であり、父のクリエイションを間近で見続けた人間の1人として、長年父が信頼を置いてきたチームと共に、寛齋の『元気』を継承し、果敢にチャレンジしていきたいと思っております」とコメントを発表している。