エイ・ネットのファッションブランド「メルシーボークー、(MERCIBEAUCOUP,)」の宇津木えりは8月1日、デザイナーを退任したことを自身のインスタグラム上で発表した。ブランドの今後の体制は明らかになっていないが、宇津木自身は今後も服作りを続け、年内に新たなプロジェクトを発表するという。
宇津木は「7月31日で、私、宇津木えりは、メルシーボークー、を離れました。14年間携わってきたブランドなので、正直寂しいです。 この会社は私の故郷であり、私を拾ってくれた会社なので、感謝の気持ちで一杯です。 ブランドスタートの頃から一緒につくりあげてきたスタッフとの沢山の思い出もあり、家族のようだったので、別れは寂しいですが、私も前に進まなければなりません。 故郷を離れ、寂しい気持ちも残りますが、服作りをやめることは考えられません。年内中には何かしら、ご報告ができるように動く予定ですが、この状況なので、ご理解ください」とコメントを発表。また、「今まで支えてくださっていたお客様。そして一生懸命いっしょに作りあげてきたスタッフ、お店のスタッフ、取引先の方々、そして故郷。本当に、ありがとうございました! mercibeaucoup,!!!!」と感謝をつづった。
宇津木えりは2000年、ビギでファッションブランド「フラボア(FRAPBOIS)」を立ち上げたのち、05年にエイ・ネットに入社。06年3月に 東京コレクションで「メルシーボークー、」をデビューさせ、ブランドは今年で14周年を迎えていた。