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子ども服の西松屋、最終利益5.2倍に 今期業績を上方修正

 子ども服の西松屋チェーンは、2021年2月期の業績予想を上方修正し、営業利益が85億円(修正前は67億円)になりそうだと発表した。前期実績と比べても26.6%増になる見通し。新型コロナウイルスの影響で業績が悪化する小売業が多い中、紙おむつや粉ミルクなどの消耗品のほか、ベビー・子ども服、雑貨がよく売れた。

 売上高は1560億円(修正前は1520億円)と、前期実績と比べて2.6%増を予想する。3〜7月までの既存店売上高は前年の同じ期間に比べて14.8%増だった。生活必需品を扱うことから4〜5月にかけての緊急事態宣言の期間も郊外のロードサイド立地の店舗は営業を継続し、来店客数の増加につなげた。チラシなどの広告宣伝費を抑制したことも利益を底上げした。純損益の予想は56億円(同42億円)とし、前期実績に比べて約5.2倍を見込む。

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