世界的な新型コロナウイルスの流行によって私たちの生活は一変し、今までにない習慣や行動を余儀なくされている。日々刻々と変わる状況の中でこれまでとは異なる“新たな日常”を理解し、共に過ごしていく毎日が始まっている。そんなガラリと変化した暮らしの中でも、ポジティブに自分らしい生活を心がけているファッション業界人のビューティ事情、ライフスタイルにフォーカス。
今回は、感度の高いファッションブランドとして多くの女性から支持を集める「トゥデイフル(TODAYFUL)」のデザイナー・船曳ひろみさん。トレンドの発信地である東京・代官山と中目黒を結ぶ鎗ヶ崎の交差点には同ブランドを扱うセレクトショップ「ライフズ(LIFE’s)」を構え、衣料品だけでなくグリーンや生活雑貨などライフスタイルアイテムも取り扱っている。そんな衣食住を横断したブランドのデザイナーとして活躍する彼女の美容ルーティンを教えてもらった。
【SKINCARE】
時短にして“ながら美容”が
美肌のカギ
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【FOOD】
おうちごはんが楽しくなる
器とお取り寄せ品
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最近はコロナウイルスの影響もあって、以前より家で料理をすることが増えてきました。朝食はグラノーラなど簡単で栄養が取れるものをパパッと作る日も。そして、料理するのに欠かせないのは素敵な器。もともと器好きなこともあり、今回「菅原ガラス」さんとのコラボグッズとしてガラスの器を作っている最中なのでぜひお楽しみに。煮込み料理も大好きで、鍋は無水調理もできる「ストウブ(STAUB)」を愛用しています。また、先日取り寄せた「ハブ ア グッド スライス(HAVE A GOOD SLICE)」のピザは冷凍とは思えないおいしさで感動!実店舗は山形にあるのですが、味だけでなくNYをほうふつとさせるスタイリッシュな店内も素敵そうです。
【GOODS】
家でも外でも使いやすく、
着心地のよいものを
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「トゥデイフル」のインド製ドレスはすごく軽やかで着心地もよく、おうちで着ているだけでも思わずテンションが上がっちゃいます(笑)。いつかコロナウイルスが終息して旅行ができるようになったら、絶対にリゾートで着倒したい一着です。歩きやすさ、見た目のかわいさ、何もかもがパーフェクトな「メゾンマルジェラ(MAISON MARGIELA)」の足袋ブーツは3足目。もともとブラックとヌードは持っていたので、今度はホワイトの3cmヒールのものをチョイス。案の定、どんなスタイルにでも合わせやすいし、何より歩きやすいのがうれしい。海外通販サイトの「ファーフェッチ(FARFETCH)」で購入しました。
【BODY & SLEEP】
美容の秘訣は
頭皮ケアと質のよい睡眠
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自宅でPCを使い作業をしていると、とにかく頭皮がガチガチに凝ってしまうので、セルフでの頭皮ケアは必須。「ウカ(UKA)」のブラシは、まるでヘッドスパをしてもらったくらいに気持ちがよくてとても頭がスッキリします。また、頭皮が硬いと顔がたるむと聞いたことがあるので、お風呂上がりには「オッジィ オット(OGGI OTTO)」のスカルプミストを使いながらマッサージ。このミストは防腐剤が一切入っておらず、頭皮ケアだけでなく化粧水として全身にも使用できる優れものです。そして、今年の7月末に引っ越しをしたタイミングで寝具を一新しました。ベッドは「東京ベッド(TOKYO BED)」、マットレスは「フランスベッド(FRANCE BED)」のものを愛用。疲れを根本から取るためには睡眠が重要ということを日々実感しています。
【MAKEUP】
ナチュラルさの中に
“自分らしい”アクセントを
もともとメイクアップの時間は短いほうだったのですが、この状況下になり、より短縮するようになりました。ベースを入れても、だいたい5分程度で完成です。特に最近はマスクを毎日しなければいけないこともあり、リップをすることがほとんどなくなりました。また、それに伴いアイメイクもなるべく薄くナチュラルな方向になった気がします。下地は「RMK」のものに、「ディオール(DIOR)」のファンデーションを。アイブロウには「MAC」のアイシャドウをブラシで軽くつけて、眉を整えています。全体的にナチュラルな仕上がりになるようマスカラもブラウンのものを使って、抜け感を大事にしています。
朝のスキンケアで使われている「絹生活研究所」は、絹から抽出される保湿力が高いセリシンという成分が特徴です。絹を扱っている繊維メーカーもセリシンを配合した化粧品ブランドを扱っていて根強い人気を保っています。ボディーケアで使われている「ウカ」の“ケンザン ブラシ”は在宅勤務でパソコンに向かう時間が長くなった今、頭皮が凝り固まった人が増えてビューティ業界でも愛用者が増えています。マスク生活でカラーメイクの需要減は業界でも課題となっています。(E・M)