ファッション

「ジョイントワークス」が旗艦店を移転オープン 店内に撮影スタジオやプレスルームを併設

 ベイクルーズ グループが運営する「ジョイントワークス(JOINT WORKS)」は9月4日、旗艦店である新宿店を移転オープンした。場所はジャーナルスタンダード新宿店跡の1階で、2階にはアウトレット業態の「ベーセーストック(B.C STOCK)」が新たに入り、3階はこれまで通り「J.S.バーガーズカフェ」になる。

 2017年に誕生した「ジョイントワークス」は、社内の23~26歳の男女4人をコンセプターに起用し、3月にリブランディングしたばかり。同世代である20代前半の若者をターゲットに、“シティートリップ”をキーワードにした都会的な若者のライフスタイルを提案していく。

 1階部分の店舗面積は約264平方メートル。オリジナル商品と仕入れ商品を半々で扱い、カットソーが7000円未満、ジャケットが1万5000円程度、パンツが8000円程度と若者でも手に取りやすい価格帯を意識する。店内奥にはプレスルームを併設。スタイリストやメディアへのリースに対応するほか、客にも開放し、リース用に用意した発売前の商品を見てもらう機会を作る。店内に撮影用の簡易スタジオも作り、SNS用のスタッフコーディネートのスナップ撮影も可能だ。

 「ジョイントワークス」の河合光一コンセプターは、「スナップ撮影はお客さまにも参加いただきたいと思っている。ショップスタッフとお客さまの距離を縮める施策でもあり、親近感がわくような接客を心がけていきたい。ターゲットと同じ年齢層のスタッフも多く、同じような感覚を共有できる場所になればうれしい」と話す。

 今秋冬のテーマは“台湾、タイ、ナイトズー”。オープンを記念して、名古屋のタイカレー店、ヤンガオ(YANGGAO)とコラボしたロンTやキャップ、カレー皿、エプロンなどをラインアップし、テラスハウスにも出演したモデルの松嵜翔平が台湾で買い付けてきたアクセサリーや雑貨などを販売する。

 なお、ジャーナルスタンダード新宿店は、昨年オープンしたフラッグス内の同店に統合した。

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