ファッション

ラフ&ミウッチャの新生「プラダ」に接近! ミラノの展示会で詳細をキャッチ

 ミウッチャ・プラダ(Miuccia Prada)とラフ・シモンズ(Raf Simons)が共同で手掛けた「プラダ(PRADA)」が、9月24日についにお披露目されました。動画をリアルタイムで視聴してスクリーンに釘付けになった人も多いのではないでしょうか。実物をこの目で確かめるべく、ミラノで開かれたプレス向けの展示会に行ってきました。会場はショーの撮影が行われた全面黄色のセットの中でした。

 まず目を引いたのが最もラフらしさが出ていたフーディーです。「プラダ」がメインシーズンにスエット素材を使用するのは初めてのこと。フーディーを含め多くのアイテムにプリントされたグラフィックを手掛けたのは、「ラフ・シモンズ(RAF SIMONS)」で長期的に協業していたベルギー人アーティストのピーター・デ・ポッター(Peter De Potter)です。グラフィックを実際に近くで見ると、アップリケやビーズが随所に施されていました。

 アクセサリーの種類は現時点ではかなり少なめです。3型のレザーバッグはクラシックなデザインで、かなり軽量です。ナイロンバッグはポケットが2つ付いたハンドバッグとバックパックのみ。シューズはキトゥンヒールのミュールで統一されており、コロンと丸みのあるパフやゴム製素材で縁取るなどのディテールが施されています。アイコニックなトライアングルモチーフは、ピアスやデジタルショーには登場しなかったGoPro用のポケット付きバケットハットに付けられ、来季のファッション・ウイークで早くも人気を集めそうな予感がしました。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。