ビジネス

ECプラットフォームの「ショッピファイ」とTikTokが提携 広告配信から購入がスムーズに

 カナダ発のEC構築サービス「ショッピファイ(SHOPIFY)」は27日、動画投稿アプリのティックトック(TikTok)との提携を発表した。これによりショッピファイ利用者はティックトックに広告動画を配信でき、ティックトックのユーザーは広告をクリックして商品の購入が可能になる。同機能はアメリカですでに開始され、北米やヨーロッパ、東南アジアなどでは21年以降に導入される予定だ。

 ショッピファイ利用者は管理画面から簡単な手順でティックトックと接続できるほか、消費者層のターゲティングやパフォーマンスの追跡も同画面上で可能になる。広告用のテンプレートも用意され、広告制作は一層スムーズになる。

 ショッピファイとティックトックはまた11月10〜15日に、黒人所有のビジネスを支援するキャンペーン“ショップ ブラック(#ShopBlack)”を開始する。ティックトック内でユーザーに企業コンテンツに関連する動画の作成や投稿を促すタイプの広告である“ハッシュタグ・チャレンジ・プラス(Hashtag Challenge Plus)”を活用して、黒人所有のビジネスに光を当てる取り組みだ。ティックトックユーザーは40を超える企業の動画を見られるだけでなく、ブランドによってカスタムされたエフェクトや音楽を使用できる。

TikTok x ビジネスの記事

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

疾走するアシックス 5年間で売上高1.8倍の理由

「WWDJAPAN」11月4日号は、アシックスを特集します。2024年度の売上高はコロナ前の19年度と比べて約1.8倍の見通し。時価総額も2兆円を突破して、まさに疾走という言葉がぴったりの好業績です。売上高の8割以上を海外で稼ぐグローバル企業の同社は、主力であるランニングシューズに加えて、近年はファッションスニーカーの「オニツカタイガー」、“ゲルカヤノ14”が爆発的ヒットを記録したスポーツスタイル…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。