ビューティ

「WWDビューティ ベストコスメ2020」スキンケア・新製品部門

 「WWDビューティ ベストコスメ2020」は、百貨店・セミセルフショップ、バラエティー・ドラッグストアで今年もっとも売れた製品を発表。スキンケア・新製品部門は、韓国のシカクリームなど2020年のトレンドを反映したアイテムがランクインした。百貨店・セミセルフの1位は、「ランコム(LANCOME)」の“クラリフィック デュアル エッセンス ローション”。「ベストコスメにも選ばれ支持を集めた。肌の酵素に着目している点もユニーク」と評価された。2位は「エスティ ローダー(ESTEE LAUDER)」の“アドバンス ナイト リペア SMR コンプレックス”。3位は「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」“ピュアショット ナイトセラム”だった。バラエティー・ドラッグストアの1位は「VT」の“シカクリーム”で、「数ある韓国のシカクリームの中でも特に人気が高い」との声。2位も「VT」の“シカデイリースージングマスク”がランクイン。3位は、「アクアレーベル」の“スペシャルジェルクリーム ホワイト”という結果になった。

百貨店・セミセルフ部門

1位 “クラリフィック デュアル エッセンス ローション”

「ランコム」

 アジアの女性の肌タイプを考えて開発された2層タイプのエッセンス ローション。2種類のエッセンスを3:97の割合で融合。3%はリッチなエッセンスオイル、97%はフランス産のブナの芽エキスを配合したエッセンス。ブナの芽エキスには、美肌酵素の働きをサポートする働きが期待でき、くすみや毛穴にアプローチし、透明感のある肌へと導く。酵素は、古い角質をはがれやすくするなど、肌の生まれ変わりを促す役割があるとして注目を集めている。(150mL、1万1000円)

2位 “アドバンス ナイト リペア SMR コンプレックス”

「エスティ ローダー」

 「茶色の小瓶」で知られる、不動のロングセラー&ベストセラー美容液。独自成分クロノラックス パワー テクノロジーを配合した「アドバンス ナイト リペア」が肌本来の働きをサポート。ブルーライト、環境汚染などの外的ダメージに起因する乾燥から肌を守り、コラーゲン産生を促す働きも。とろみのあるテクスチャーで、肌にスッとなじむ。乾燥、キメの乱れによるくすみなどのエイジングサインから肌を守り、ハリを与え潤いのあるふっくらとした肌をかなえる。(30mL、9500円 50mL、1万3500円)

3位 “ピュアショット ナイトセラム”

「YSL」

 モロッコ原産ムーンライトカクタスのオイルを処方した2層式夜用美容液。2020年1月に発売した“過労肌”対策のエイジングケアライン「ピュアショット」のナイトセラムで、同セラムには独自成分モロッコ原産“ムーンライトカクタスオイル”を処方。ライン使いすることで、紫外線、ストレス、電磁波といった都市生活で疲れた“過労肌”をみずみずしく生き生きとした肌へと導く。(30mL、1万500円)


バラエティー・ドラッグストア部門

1位 “シカクリーム”

「VT」

 韓国のブランド「VT」の“シカクリーム”が1位に輝いた。シカはツボクサエキスを指し、肌荒れで弱った肌のケアに向いていると話題を集めた。ツボクサエキス、グリーンプロポリス抽出物などを配合したブランド独自の鎮静ケア成分「シカリオ」が、デリケートな肌を鎮静し、すこやかな肌に整える。クリームのテクスチャーは軽めで、しっとりとしたジェル状タイプ。テカリやベタつきもなく、肌にスッとなじむ。(50mL、2482円)

2位 “シカデイリースージングマスク”

「VT」

 0.25mmの薄さのシート生地が、肌にやさしく密着し肌の水分と鎮静ケアするフェイスマスク。乾燥して弱い肌を鎮静化する独自成分「シカリオ」に、3重のヒアルロン酸を配合した「シカヒアルロン酸」をプラスすることで、乾燥した肌に潤いを補給して落ちつかせる。シートは1枚ずつ取り出して使うティッシュタイプで、忙しい朝晩の時間も手軽にケアできる。乾燥した肌の水分バランスを整え、鎮静効果も期待できる。(30枚、2200円)

3位 “スペシャルジェルクリーム ホワイト”

「アクアレーベル」

 「まるでエステな美白ケア」をかなえるオールインワン。1品で化粧水、乳液、クリーム、美容液、マスクの5つ機能を搭載。美白有効成分4MSK(4-メトキシサリチル酸カリウム塩)と、希少成分D-アミノ酸(D-グルタミン酸)を含む、美肌必須成分のチャージアミノ酸WHを配合することで、美白ケアと保湿ケアが可能に。濃密なジェルクリームが、潤いに満ちた透明感のあるクリアな肌へと導く。医薬部外品。(90g、1800円編集部調べ)

PHOTO : HIROKI WATANABE
TEXT : MISA KOTAKE

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