良品計画は30日、「無印良品」の関東最大の大型店となる東京有明店(江東区)を12月3日のオープンに先駆けて関係者に公開した。住居関連の商品やサービスを目玉にした新しいタイプの大型店。広い面積を生かしてリフォームのショールーム機能やDIYの実演など、マンション開発が進む湾岸エリアの住民をターゲットした取り組みを強化した。会見した金井政明会長は「人口の多い政令指定都市では今後このタイプの店を出していく」と話した。
住友不動産が開発した複合施設「有明ガーデン」に3層4628平方メートルで出店した。メインフロアの2階を住空間フロアにし、家具・インテリアや生活雑貨を豊富にそろえるだけでなく、リビング、キッチン、洗面所、書斎、バス、トイレなどの部分リフォームのショールーム、リフォームの建材や部材の展示、DIYの実演を行うスペースなどを設けている。リフォームの実例や関連部材、関連書籍、ワークショップ、相談カウンターを通じて、比較検討しながら学べて相談できる環境を整えた。