オートクチュールブランド「アレクサンドル・ヴォチエ(ALEXANDRE VAUTHIER)」とシューズデザイナーのジュゼッペ・ザノッティ(Giuseppe Zanotti)は、シューズにおけるライセンス契約を結んだ。これにより、ザノッティが2021年プレ・フォールから同ブランドのシューズコレクションをデザインし、ジュゼッペ・ザノッティ社がイタリアの工場での生産とミラノとニューヨークのショールームでの卸販売を手掛ける。契約期間は非公表。
今回の協業について、アレクサンドル・ヴォチエ=デザイナーは「私のコレクションからの自然な流れに感じられるような、そしての『アレクサンドル・ヴォチエ』をまとう女性の自信に満ちたパーソナリティーを引き立てるような、独創的なシューズコレクションを作りたかった」とコメント。「世界中で私のコレクションを身につけている女性たちは、センシュアルであると同時に力強い。ジュゼッペ・ザノッティとのコラボレーションは、そんな大胆で刺激的な女性のためのものだ。ジュゼッペはそれを完璧に理解していて、2人で私のクチュールコレクションの象徴的なディテールをシューズに落とし込んだ」と続ける。
一方、ザノッティは「アレクサンドルとの仕事はごく自然に感じられた。というのも、最初から私たちが語りかける女性像が同じであることに気づいたからだ。そんなエネルギーが服から靴に、そして靴から服に流れていることがわかると思う」と話す。5月に店頭に並ぶ予定の21年プレ・フォールに向けては、70sと80sのナイトライフを想起させるムードを取り入れながら、大胆で自信にあふれるブランドらしい女性らしさを再解釈。イブニングサンダルやプラットホームサンダル、デイタイム向けのフラットシューズ、ブーティ、バイカーブーツといった新たなスタイルを含むグラマラスな90型を提案する。