ファッション

「ディースクエアード」2016年春夏ミラノ・メンズ・コレクション

 「ディースクエアード(DSQUARED2)」が2016年春夏メンズ・コレクションをミラノで発表した。

REPORT

全身タトゥーの反抗期ボーイズが西海岸でサーフィンに繰り出す

「ディースクエアード」の2016年春夏メンズは、サーフィンを楽しむ海岸が舞台。ただ、思い描いた男性像は、海とその周りの自然に触れ、ある種の煩悩から解放され、エコな生活を送っている大人とはちょっぴり違う。彼らは、自然の中で友達と遊ぶのも大好きだが、夜遊びだってキライじゃないキッズたち。そんな同性の友達と遊ぶのが大好きなボーイズライフを描いたようだ。

基本のスタイルは、サーフもしくはアウトドアだ。ウエットスーツとレイヤードしたデニムは、サーフショーツのようなワイドシルエットで、トップスはタイダイ染めのTシャツか、後ろ前に着たようなメッシュのタンクトップのレイヤード。そこにビッグシルエットのモッズコートやGジャンなどを羽織り、トレッキングロープがカラフルなハイカットのスニーカーやバックパックを合わせる。今シーズンは、プロポーションバランスが秀逸。ボトムスは腰ばきしたスーパーワイドから、ナイロンショーツと組み合わせたレギンスのようなデニムまで幅広く、トップスもいつも通りタイトなGジャンからダルダルのタンクトップ、オーバーサイズのマリンパーカまで多様だ。

後半は、こうしたスタイルが漆黒に染まって、夜のストリートの様相を深めていく。レザーやスタッズなど、得意分野も登場。しかし、いずれもサーフシーンとミックスしているため、そのスタイルはヘルシーだ。

LOOK

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

疾走するアシックス 5年間で売上高1.8倍の理由

「WWDJAPAN」11月4日号は、アシックスを特集します。2024年度の売上高はコロナ前の19年度と比べて約1.8倍の見通し。時価総額も2兆円を突破して、まさに疾走という言葉がぴったりの好業績です。売上高の8割以上を海外で稼ぐグローバル企業の同社は、主力であるランニングシューズに加えて、近年はファッションスニーカーの「オニツカタイガー」、“ゲルカヤノ14”が爆発的ヒットを記録したスポーツスタイル…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。