ファッション

アダストリアが韓国事業から撤退

 アダストリアは韓国で運営する全店舗を営業終了し、子会社である現地法人アダストリア コリアを清算する。2014年に1号店を出店し、現在は韓国国内で直営ECを含め7店舗を運営している。ただし、長引く政治問題や不買運動を背景に「黒字化には至っていない。コロナ禍の先行き不透明感を踏まえ、早期の収益化が難しいと判断した」と発表している。韓国の19年12月期売上高は、前期比4.3%減の11億円だった。

 営業終了するのは、自社ECのほかは「ニコアンド(NIKO AND…)」5店、「ジーナシス(JEANASIS)」1店。全ての清算手続きが終了するのは21年3月の予定。なお、退店に伴う減損損失は計上済みで、21年2月期の連結業績予想に変更はない。

 明洞にある「ユニクロ(UNIQLO)」のソウル旗艦店も1月末で閉店するという報道が出ている。

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