ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)は、新コマーシャル アクティビティーズ エグゼクティブ・バイス・プレジデントとして、デヴィッド・ポンゾ(David Ponzo)=ルイ・ヴィトン ジャパン プレジデント&最高経営責任者(CEO)を1月7日付で任命した。
これは親会社のLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)が総額158億ドル(約1兆6200億円)でティファニー(TIFFANY & CO.)を買収したことに伴う人事刷新の一環で、前任のアンソニー・ルドリュ(Anthony Ledru)は同7日付でティファニーのCEOに就任した。
ポンゾ新エグゼクティブ・バイス・プレジデントは、2016年にルイ・ヴィトン ジャパン プレジデント&CEOとして同社に加わった。それ以前は、「オメガ(OMEGA)」などスウォッチ グループ(SWATCH GROUP)が擁する複数のブランドで要職を歴任している。
ルイ・ヴィトン ジャパン新プレジデント&CEOには、ニコラ・ヴィレジェ(Nicolas Villeger)が3月1日付で就任する。同氏は17年から20年1月までLVMHのトラベルリテール部門が展開する大手免税店、DFSの日本事業トップを務めた後、自身の経営コンサルティング会社を設立した。1996年から東京に在住する同氏は、日本をはじめとするアジア地域で20年以上にわたって活躍しており、テスラ(TESLA)、コーチ(COACH)、ロンシャン(LONGCHAMP)、エスティ ローダー(ESTEE LAUDER)、資生堂グループなどの要職を務めている。