資生堂は、ドラッグストアや量販店などマス市場を中心に展開する、低価格帯のヘアケアやスキンケア、ボディーケアなどパーソナルケア事業(日用品事業)を、本年上半期をめどに、CVCアジア・パシフィックに譲渡しその後、同事業を運営する新会社の株主として参画していくことなどを検討していると発表した。「売却する方向で最終調整に入った」との一部報道を受けたもの。2月の決算説明会で詳細について言及する予定。
一部報道が22日、資生堂が日用品事業を欧州系大手投資ファンドのCVCキャピタル・パートナーズに、1500億〜2000億円で売却する方向で調整していると報じた。日用品の中には、マス市場で認知の高いヘアケア商材「ツバキ(TSUBAKI)」も含まれるという。