ファッション

「セシルマクビー」運営企業が「ビー ラディエンス」「ファビュラス アンジェラ」を譲渡

 グループ事業の再構築を進め、「セシルマクビー(CECIL McBEE)」の全店舗を昨年閉店したジャパンイマジネーションは、「ビー ラディエンス(BE RADIANCE)」「ファビュラス アンジェラ(FABULOUS ANGELA)」をC.R.E.A.M(以下、クリーム、横浜、石戸勝晃社長)に譲渡する。クリームはウィメンズのオケージョンドレスや入卒園などセレモニー対応のスーツを中心に企画・製造を手掛けており、楽天やゾゾタウン、自社ECモールで販売している。2ブランドについても「当社の強みであるECをメインに販売していく」(クリーム担当者)。

 クリームは「ドレスラボ(DRESSLAB)」のブランド名で楽天やゾゾタウンに出店。自社ECモール「アルマリア(ARMARIA)」も運営しているが、オケージョンやセレモニー対応以外のブランド展開を課題としていたことから、2ブランドの譲受に至った。5月末を目途に自社ECモール内で2ブランドの販売を開始予定で、その後楽天、ゾゾタウンなどへの出店、ブランド単独ECの立ち上げなどを進めていく考え。

 両社をつないだのは、オリーブ・デ・オリーブの渡辺兼久・元会長。渡辺氏はクリームのエグゼクティブ・アドバイザーに就任する予定。クリームは「ドレスラボ」のほか、「クリーム」「カジュアル9(CASUAL9)」などのブランド名で商品を展開している。今春からは、恵山のウィメンズブランド「ミーア(MIIA)」のライセンスで「ミーア プラス(MIIA+)」も販売開始する予定。

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