米国の下着ブランド「アドア ミー(ADORE ME)」は、動画投稿アプリのティックトック(TikTok)に投稿したコンテンツのうち、有色人種やプラスサイズのモデルを起用したものばかりが削除されるとブランドの公式ツイッター(Twitter)で告発した。
「アドア ミー」は、「(ティックトックが)プラスサイズや“醜い”とされる人、障害のある人や貧しい人に対して露骨に差別するようなアルゴリズムを組んでいることは公然の秘密だ」と批判している。これに対してティックトックは、「『ティックトック』は、全員が歓迎されていると感じ、安心してありのままの自分を表現できるコミュニティー作りを目指している。『ティックトック』は体形やサイズ、能力をベースにコンテンツを管理することは一切しておらず、今後もその方針を強化していくことをここに明言する」と反論している。
「アドア ミー」の公式ツイッターが2月5日に投稿した一連の告発には、2月8日現在、1万件の「いいね」がついている。