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ジャパネットの高田さんが教えてくれた エディターズレター(2021年3月8日配信分)

※この記事は2021年03月08日に配信した、メールマガジン「エディターズレター(Editors' Letter)」のバックナンバーです。最新のレターを受け取るにはこちらから

ジャパネットの高田さんが教えてくれた

 本日発売の「WWDジャパン」は、ライブコマース特集(ライブコマース特集 「新しい買い物体験」の届け方)、ファッション&ビューティ各社の試行錯誤をお伝えしていますが、一番の「読みどころ」はあの、そう、あの‼︎ジャパネットたかた、高田明さんのロングインタビューです‼︎‼︎

 コトのきっかけは、特集担当者が参加したミーティングで、「元祖ライブコマースって言ったら、ジャパネットだよね?」(特集をまとめてくれたデスク)、「そういえば昔、取材したくてアプローチしたけれどたどり着けなかった」(ファッション担当記者)、「あ、最近お世話になっている方が、『マブダチ』って言ってた‼︎」(ワタシ)とトントン拍子。その方のご尽力と、私たちのサステナブルに対する取り組みに共鳴していただけたようで、ファッション担当記者の念願が叶ったのです。ちなみに「『エルメス』を『ヘルメス』って読んじゃうくらいの人間ですよ、僕は(笑)」と話していらっしゃいましたが、取材中には「コーヒー豆を入れる袋からバッグを作って、絞りカスで色を染めたり〜」なんてお話が出てくるなど、さすがご存知でいらっしゃる。というか、事前に私たちのサイトを相当ご覧くださったようで、「コレが、プロというものか」と身が引き締まる思いでした。

 高田さんは、「1番大事なのは、商品の良さを心から伝えたいと思う熱意。この商品が、お客様をどれだけ幸せにできるか知ってほしいという想い」とおっしゃいます。トークのボリュームは、「この商品があれば、どんなふうに幸せになれるかが7割。商品の詳細が2割。値段が1割」だそうです。

 同じ特集に登場いただいたヤーマンも、「作った人間が、一番強い想いを持っているはず」と話し、口下手な方が多いけれど、それでも開発担当者をライブコマースに招きたいと繰り返していました。

 結局、「想い」。接客がデジタルになっても、なーんにも変わらないんですね。コレだったらリアル店舗のスタッフも挑戦できるんじゃないでしょうか?

 強い想いが抱けるという点においては、メーカーって有利なのかもしれません。自らが試行錯誤していますもんね。でも高田さんは、メーカーの方じゃない。なのに「想い」を抱き、伝えることができるのです。ナゼでしょう?そのヒントはぜひ、紙面、そして今週アップするウェブ記事をご覧ください(笑)。

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