ビジネス

三陽商会がEC支援の子会社ルビー・グループを売却

 三陽商会は11日、連結子会社でEC支援サービスのルビー・グループ(東京、三枝明大社長)の全株式をソニーグループのSMN(東京、石井隆一社長)に売却すると発表した。売却額は16億円。三陽商会はEC事業の強化を掲げてルビー・グループを2018年4月に買収した。一定の成果を出してきたものの、コロナ禍での事業環境の変化を鑑みて手放すことを決めた。

ルビー・グループは11年、外資系のラグジュアリー・ブランドを中心にECの戦略立案やサイト構築運営、コンサルティングを行う企業として設立。プロモーションや在庫管理、デリバリー、カスタマーサポート、返品対応までワンストップで提供するクラウド型のECサービスを強みとしてきた。三陽商会傘下での20年2月期(決算期変更に伴う14カ月決算)業績は、売上高が17億円、純利益が1億3400万円だった。

 SMNはネットでの広告配信サービスなどを展開する東証一部上場企業。ルビー・グループのEC支援サービスとの相乗効果を期待する。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

27メディアが登場、これが私たち自慢の“ナンバーワン”【WWDJAPAN BEAUTY付録:化粧品専門店サバイバル最前線】

11月25日発売号は、毎年恒例のメディア特集です。今年のテーマは "ナンバーワン"。出版社や新興メディアは昨今、ウェブサイトやSNSでスピーディーな情報発信をしたり、フェスやアワードなどのイベントを実施したり、自社クリエイティブやIPを用いてソリューション事業を行ったりなど、事業を多角化しています。そのような状況だからこそ、「この分野ならナンバーワン!」と言えるような核を持てているかが重要です。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。