ファッション

生まれ変わった「ルイ・ヴィトン」銀座並木通り店が公開 仕掛け満載の巨大な“水の柱”

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は17日、リニューアルした銀座並木通り店を関係者に公開した。オープンは3月20日。7階建ての建物は、1〜4階がウィメンズやメンズのアイテムが並ぶ店舗スペースで、6階にはVIP・VICサロンが、7階には須賀洋介と協業したカフェ「ル カフェ ヴィー (LE CAFE V)」とチョコレートを扱う「ル ショコラ ヴィー(LE CHOCOLAT V)」が入る。

 “水の柱”をイメージした建築は、青木淳とアメリカのピーター・マリノ(Peter Marino)が手掛けた。青木が担当したファサードは東京湾の水面のようになめらかに波打ち、2層のガラスが一体化して水の流れを表現。映し出された銀座の街並みやビル群は時間や天候によって見え方が変化し、街と一体化しながら存在感を主張する。

エントランスに巨大クラゲ出現

 エントランスには、“水”を連想させる巨大なクラゲのオブジェを登場。店舗フロアはラグジュアリーさとリラックス感が共存し、らせん階段や曲線のカウンター、イサム・ノグチらによる丸みを帯びた家具など、あらゆる流線型を用いて水の流れを表現している。1階にはウィメンズのレザーグッズとウォッチ、ファインジュエリーをそろえ、季節のアイテムが並ぶポップインスペースを常設する。「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」の川久保玲デザイナーとコラボレーションしたトート“バッグ ウィズ ホールズ(BAG WITH HOLES)”も並ぶ。

 2階にはウィメンズのレザーグッズやアクセサリー、トラベル、フレグランスで構成。トランクにイラストを描くペインターが駐在しており、サービスに関する相談が受けられる。3階にはウィメンズのウエアとシューズ、4階にはメンズアイテムがラインアップする。店舗限定アイテムとして、パールや刺しゅうを施したメンズスニーカー“LV オリ・ライン”やウィメンズのシークインドレス、ブルーとパープルのサファイアで装飾した腕時計“タンブール スリム”、歌舞伎役者の市川海老蔵と協業した化粧ケース“ボワット・ファルマシー”を用意した。

“癒しポップ”なサロン&カフェ

 6階のVIP・VICサロンと7階のカフェは、ゆったりとしたカジュアルな空間に、ポップで色彩豊かな家具やアートを配置して遊び心を加えた。サロンにはらせん階段の壁紙の着想源となった藤村喜美子の絵画“Wave Blue Line”を飾る。カフェの天井には水面に浮かぶ葉っぱをイメージした装飾を一面に配置し、“水の柱”の最上階を演出した。細部にまで“水”を演出する仕掛けがあり、それらを探す楽しみ方もできる店舗だ。

■「ルイ・ヴィトン」銀座並木通り店
オープン日:3月20日
営業時間:11:00〜20:00
住所:東京都中央区銀座7-6-1
定休日:不定休

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