サステナビリティ

「カカオの廃材」から生まれたサステナブルなチョコレートが登場

 ライフルは“地球料理 -アース・キュイジーヌ”プロジェクトの一環として、フーズカカオと協業し、“カカオの廃材”を使用したサステナブルで新しいチョコレート「エコレート」の予約発売を開始した。

 “地球料理 -アース・キュイジーヌ”は、地球上でまだ光を当てられていない素材にフォーカスし、その素材を食べることで地球のためになる、新たな食材を見つけるプロジェクト。

 チョコレートは、長年にわたり生産体制と環境への配慮が十分になされておらず、近年ではカカオの国際相場の低迷もあり、生産者であるカカオ農家の貧困問題は深刻。このままでは2050年までにチョコレートが食べられなくなる恐れがあるといわれている。

 そこで、人気若手シェフの江藤英樹氏と上妻正治氏の協力を得て、一般的にチョコレートの製造で用いられるカカオマスやココアバターを使用せず、通常廃棄されてしまうカカオ豆の殻・枝・葉を使用したサステナブルなチョコレートを開発した。

 ラインアップは、江藤シェフが開発した、カカオ豆の殻・枝・葉から生まれたひと⼝チョコレート“エコレート カレ”(税込2200円)と、上妻シェフが開発したカカオ廃材含有量33%の板チョコレート“エコレート タブレット”(税込1760円)の2種。

 ライフルは、主要サービスとして不動産・住宅情報サイトの運営を手掛ける一方、飲食事業の“ライフル テーブル”も展開。“地球料理 -アース・キュイジーヌ”は、同事業のサステナプロジェクトの一環の取り組みとなっている。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

27メディアが登場、これが私たち自慢の“ナンバーワン”【WWDJAPAN BEAUTY付録:化粧品専門店サバイバル最前線】

11月25日発売号は、毎年恒例のメディア特集です。今年のテーマは "ナンバーワン"。出版社や新興メディアは昨今、ウェブサイトやSNSでスピーディーな情報発信をしたり、フェスやアワードなどのイベントを実施したり、自社クリエイティブやIPを用いてソリューション事業を行ったりなど、事業を多角化しています。そのような状況だからこそ、「この分野ならナンバーワン!」と言えるような核を持てているかが重要です。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。