【追記】“エアスモーク1(AIR SMOKE 1)”は5イーサリアム(約124万円、4月23日時点)と高額だったものの、販売開始からわずか9分で落札された。
バーチャルヒューマン事業などを展開するワンセック(1SEC、宮地洋州代表)は22日から、北米で日本初のバーチャルスニーカー“エアスモーク1(AIR SMOKE 1)”を発売する。デジタルデータを通貨のように管理できる技術「NFT」を活用し、購入も仮想通貨のイーサリアムを使う。価格は5イーサリアムで、日本円に換算すると約113万円(4月20日時点)になる。NFTを使ったアイテムを扱う北米の通販モールの「ラリブル(RARIBLE)」「オープンシー(OPENSEA)」でオークション形式で22日20時(日本時間)から販売し、数量は1つのみ。
“エアスモーク1”はデジタルデータならではのレインボー配色とソールから湧き出るスモークが特徴となる。宮地洋州ワンセック代表は、「北米ではすでにバーチャルスニーカーの市場が盛り上がりを見せており、現地のバーチャルファッションブランド『RTFKT』は販売開始7分で310万ドル(約3億3480万円)の売り上げを記録している」という。ワンセックも“エアスモーク1”の発売を皮切りに、デジタルファッションレーベル「ワンブロック(1 BLOCK)」を立ち上げる。